最近の話と過去の話

備忘録的な自己顕示欲を満たすブログ(笑)、もしっかりサボりまくったので諸々の回想などなど。

 

quiquiのライブに来てくれる皆様いつもありがとうございます。Petal,Massa nera,Vasudeva,The tidal sleep,The redneck manifestoと海を越えたバンド達との怒涛のジャパンツアーサポートとかLITEとの念願叶った2回目の共演、そして昨日のCrows caw loudlyとの地元を意識した共同企画。昨日のクロウズは破茶滅茶に良かった、音源聴くのも最高だけどライブも最高だなってやってる自分も再認識しました。今後も一緒にやりますのでフラッと来て欲しいものです。夏からも東京で演奏する機会があったり水面下で動かしていることあったり色々と目白押しです、仕事とのスケジュール管理も脳死レベルです。楽しいからいいんですがこちらもマジ精進するんで色々な人に耳打ちして欲しいです頼む。 

 

quiquiとは別で個人的に去年くらいからSoundcloudにこちらも自己顕示欲の塊(笑)、の音源を上げています。趣味全開ですけどこちらも是非聴いて欲しいとか思ってます。

https://soundcloud.com/debut-doubt/sets/room-for-rectangle

 

東京のイケてるハードコアバンドsassya-のベース、野口さんのソロもバンドとかけ離れた活動をされていますがこれは本当に心震える楽曲ばかりでマジ聴いてもらいたい、最近アップされた船出と言う曲は平日ただ時間が過ぎてく毎日に漠然とした何かを悟すような優しさに包み込まれました。sassya-のメッセージの表と裏、とリスナーは感じずにいられない。大貫妙子の都会と荒井由実を聴いた時のあの優しさがアップデートされ包み込まれるかの様です。尊いです。

https://soundcloud.com/megumi-noguchi-3/sbpkn0xa5vbi

 

4月で25歳になりました。遂に母親とダブルスコア、この年には人生の腹を括りお腹を痛めたかと思うと本当に頼もしい。もう大人。丁寧に生きていきたい所存です。

 

昨日のイベントの打ち上げでクロウズのベースじゅんぺいさんと音楽話に花を咲かしていた時、80年代メタルの話でかなり盛り上がってLoudnessが本当に最高だってなったので冷めやらずその話。

 

HR/HMはエッセンスとして取り入れられる時代。ピュアなもの程ひょっとしてダサい?ってなり兼ねないので今は直隠しにしがちですが初めて自分のお金で買った音源がQueenで、その次ぐらいに買ったのがLoudness、自分のエレキギター人生を形成したDNAの一部、高崎晃は最も影響受けたギタリストの一人。

 

誕生前夜、戦慄の奇跡、魔界典章、撃剣霊化の初期4枚は本気のマスターピース。甲乙付けられない、今思えば初期のブリティッシュ感と言うよりはパンク感すら感じる、今聴いてもかっこいい。

今はドラゴンボールのクソほど有名なチャーラーヘッチャラ〜って歌ったり牙狼のテーマソングを歌ったりマジスパのテーマソング歌ったりしてる影山ヒロノブも昔はレイジーってアイドルバンドやっててそこのギターがこの張本人、ディープパープルの曲名から付けたレイジーもラストアルバム「宇宙船地球号」はアイドルに終止符を打ちセルアウトから脱却を図ったこちらもマジ名盤。アイドルなんかやりたくねぇってなったギターとドラムとそれ以外のメンバーの音楽性の違いってやつにも胸熱です。

高崎晃シグネチャーモデルのランダムスターが当時、喉から手が出る程欲しかった。マジで買わなくて良かったと今は思っています。

 

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魔界典章が最初の出会いで、これはもう本当に脳天ぶっ飛ぶくらいには衝撃受けました。そこからは毎日部活帰りにギターアンプ繋いで3周垂れ流しで合わせて弾くみたいな。多分その時に培った耳コピとかが今に生きてると思っています、ほんと淡い思い出だ。そんな具合でメタルに没頭した青春時代、もっと他にやることがあったろうに。残念過ぎる。

ラウドネスは日本のバンドでありながらヨーロッパツアーを大成してLAマーケティングにもグイグイ勢力を伸ばしていき全世界の心鷲掴み。メンバーチェンジが多いブラック企業であったけどイングウェイバンドのvoのマイクヴァセーラが加入したりXのTaijiが加入したり。あの有名なRacer X,MR BIGのポールギルバートも「アキラタカサキは最も影響受けたギタリストだ」と言ってるぐらい世界的なバンドで洋楽少年を拗らせていた自分には今思えば説得力しかなかったと思います。テク重視、ギターソロがお決まりになりました。

結局音楽の話してる時が一番好きなんだと痛感しています。未だに高崎晃とかラウドネス特集のヤングギターマガジンを大切に取っています、蒲郡の古本屋で買いました。今はもうないそうです。タブ譜なんか売ってなかったけど頑張って練習しました。懐かしみつつ当時ほぼ毎日口にしてた言葉で締めます。

 

ラウドネス高崎晃が好きです、in the mirrorとcrazy doctorはほとんど弾けます。一番やりたい曲はdream fantasyです、だれかコピバンやりませんか?

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ブルーでしかない月曜

昨日のBlind Girlsジャパンツアー名古屋編にお越しいただいた皆様ありがとうございました。名古屋の当日はイベントダダ被り。ふざけるなよと思うスタジオライブの料金システム。毎回名古屋で企画する度に思うことはあるけどBGと3年ぶりに同じ場所で再会も果たせたし、お客様も各バンドの音源をいっぱい買ってくれたし良かったのかなと思う。

打ち上げの杏花村でダダ被りだったイベントの人たちと全員集合、しばらくだった人たちとも会えて楽しかった。

BGのギターのリアムとはサンビザのレコーディングぶりだったのだけれど「このツアーの中でお前のバンドがベストアクトだったよありがとう」と言ってくれて正直に嬉しかった、サンビザの新譜にギターで参加させてもらっている「Worthless」いつライブで一緒にできますかね笑。

 

今日は静岡で大切な友人に思い出話と近状報告、俺の新曲は向こうでも聴いてくれているだろうか。

 

帰りの新幹線は3連休最終日でパニック。こだまで何とか席を確保。ぼんやり車窓を眺めながら明日仕事行きたくねーなと思った。

 

The Smithsは自分にとって特別なバンド。Queenと同じくらい自分の人生を占めている、どのバンドかも覚えてないけどクロスビートのインタビューで「ティーンエイジャーはスミスに制圧されるものだろ?」みたいな名言を放っていて本当そうだなと思う、ティーンエイジャー駆け抜けても尚、制圧されているよと恥ずかしながら思う。

 

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ギタリストのジョニーマーは超リスペクト、テクいと全く思わないけれどセンスを研ぎ澄ましている人が好きで曲の中で構成の必要な部分しか音を出さない、必要なフレーズ、メロがたまたまギターだった的な感じを受け取る。入りは「The queen is dead」だったけれど一番好きなアルバムは1st。「Real around the fountain」が冒頭なんて本当ズルイ。サビの「15 minutes with you ~」ってカッケェ‥なんてしっかりメンヘラ心を培わせてきた。モリッシーの歌い方のクセ、常にクセ。しっかりメンヘラ心を培わせてきた。

極みつけは映画「500日のサマー」を観た時。サマー演じるZooey Deschanelのことを本当に好きになりそうになった人も少なくないことを祈りたい。まして劇中でサマーがスミスが好きだと言うシーンでJoseph Gordon演じる主人公は実は俺だったと思った人が少なくないことを心から祈りたい。しっかりとメンヘラ心を培うにはバッチリだった。自分史上最高のクソofクソ映画、お酒を呑みながら観る会をやりたい。

 

実際どこが好きなの?と聞かれるとうまく説明できないけれど自分の将来はどうなるんだろうとかやるせない気持ちとか憤りを感じる日常を少しだけ色付けてくれたり言葉にできないところを何となく共有できたりする音楽だから永遠に好きでいられる、まさにこんな日曜の夜に満員の新幹線に揺られていると聴かずにいられない‥明日がとにかくブルー‥。

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※写真はイメージです

深夜バスはマジでクソ

先週末の往復深夜高速バスでリピートしたエコー&ザ・バーニーメンの「Heaven up here」

バンドを始めた当初は本当に知ってる世界が狭くて超無知だった。今まで聴いたことないポストロックやハードコアの音楽にずっと夢中だったしアウトプットの為のインプットを広げ続けた。超簡単にまとめると今は様々なブレイクスルーがあって今の嗜好があると思う。

 

エコバニは「Crocodiles」しかまともに聴いたことなかった。バンドをやりたくてうずうずしてた頃バンド名がかっこよくて腹立だしくて買った一枚だったけどすごく良かった。スカスカだけどダンサンブルだし暗いしイアンマッカロクの大クセも好きだ。Stiff Slackで出会ったNYHCのShiftの「Get in」のプロデューサーもエコバニのアルバムに携わってる話を新川さんに聞いたのもすごく良い思い出。モチのロンでShiftもマジで好き。

 

やってる音楽の人たちが全員やってる音楽ばっか聴いてる訳じゃないですよね寧ろそれ以外の好きな音楽の話をしてる時ごく自然に音楽と向き合ってるのかなと最近思ったのと、Doimoiのギタリスト杉山さんに6年前くらいに「昔好きだった音楽がまた聴きたくなる時がくるよ」って言ってたのを鮮明に思い出した週末。