ブルーでしかない月曜

昨日のBlind Girlsジャパンツアー名古屋編にお越しいただいた皆様ありがとうございました。名古屋の当日はイベントダダ被り。ふざけるなよと思うスタジオライブの料金システム。毎回名古屋で企画する度に思うことはあるけどBGと3年ぶりに同じ場所で再会も果たせたし、お客様も各バンドの音源をいっぱい買ってくれたし良かったのかなと思う。

打ち上げの杏花村でダダ被りだったイベントの人たちと全員集合、しばらくだった人たちとも会えて楽しかった。

BGのギターのリアムとはサンビザのレコーディングぶりだったのだけれど「このツアーの中でお前のバンドがベストアクトだったよありがとう」と言ってくれて正直に嬉しかった、サンビザの新譜にギターで参加させてもらっている「Worthless」いつライブで一緒にできますかね笑。

 

今日は静岡で大切な友人に思い出話と近状報告、俺の新曲は向こうでも聴いてくれているだろうか。

 

帰りの新幹線は3連休最終日でパニック。こだまで何とか席を確保。ぼんやり車窓を眺めながら明日仕事行きたくねーなと思った。

 

The Smithsは自分にとって特別なバンド。Queenと同じくらい自分の人生を占めている、どのバンドかも覚えてないけどクロスビートのインタビューで「ティーンエイジャーはスミスに制圧されるものだろ?」みたいな名言を放っていて本当そうだなと思う、ティーンエイジャー駆け抜けても尚、制圧されているよと恥ずかしながら思う。

 

f:id:debut_doubt:20181125220752j:image

 

ギタリストのジョニーマーは超リスペクト、テクいと全く思わないけれどセンスを研ぎ澄ましている人が好きで曲の中で構成の必要な部分しか音を出さない、必要なフレーズ、メロがたまたまギターだった的な感じを受け取る。入りは「The queen is dead」だったけれど一番好きなアルバムは1st。「Real around the fountain」が冒頭なんて本当ズルイ。サビの「15 minutes with you ~」ってカッケェ‥なんてしっかりメンヘラ心を培わせてきた。モリッシーの歌い方のクセ、常にクセ。しっかりメンヘラ心を培わせてきた。

極みつけは映画「500日のサマー」を観た時。サマー演じるZooey Deschanelのことを本当に好きになりそうになった人も少なくないことを祈りたい。まして劇中でサマーがスミスが好きだと言うシーンでJoseph Gordon演じる主人公は実は俺だったと思った人が少なくないことを心から祈りたい。しっかりとメンヘラ心を培うにはバッチリだった。自分史上最高のクソofクソ映画、お酒を呑みながら観る会をやりたい。

 

実際どこが好きなの?と聞かれるとうまく説明できないけれど自分の将来はどうなるんだろうとかやるせない気持ちとか憤りを感じる日常を少しだけ色付けてくれたり言葉にできないところを何となく共有できたりする音楽だから永遠に好きでいられる、まさにこんな日曜の夜に満員の新幹線に揺られていると聴かずにいられない‥明日がとにかくブルー‥。

f:id:debut_doubt:20181125225631j:image

※写真はイメージです